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国家試験指導センター 国家1種合格者へ報奨金授与

難関を突破した喜びの笑顔晴れやかに初志を刻む

明治大学国家試験指導センター行政研究所は7月26日、2011年度国家1種試験に最終合格した同センター所属学生への報奨金授与式を、駿河台キャンパスリバティタワー23階の岸本辰雄記念ホールで執り行った。

受賞者は、伊山遼さん(法4)、難波信博さん(法4)、渡部唯一さん(法4)、丹羽雅也さん(政経4)の4人。

授与式に臨んだ納谷廣美学長は一人ひとりに目録を手渡し、「合格の喜びと、皆さんを支えた関係者への感謝を忘れず、志をもって努力を続けるとともに、後輩たちの育成・指導にも尽力してほしい。震災が起こった本年はさまざまな社会制度を見直す良い機会であろう。これからの新しい社会を作っていく勇気を胸に、無私の精神で日本を支えるべく能力を発揮してほしい」と励ました。

式典であいさつした小西德應・国家試験指導センター所長は、合格者を祝福した上で、行政研究所の目的を「皆さんの合格への努力を支援するとともに、明治大学の学風をも振興すること」とし、「官僚として担う使命を自覚し、市民の目線で仕事に取り組んでほしい。今後は後輩たちを支える立場から、自分自身・行政研究所・明治大学の発展に寄与してほしい」と期待を語った。

合格者を代表して答礼した渡部さんは、報奨金授与への感謝を述べ、「先輩方に大変お世話になった。とかく試験に受かることばかりに目が向きがちだが、自分が何を為すために官僚を目指したのかを忘れず、努力を続けたい。後輩を指導するなかでもそうした気づきを促しながら、自分自身も成長できれば」とこれからの抱負を語った。