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夢と希望、そして感動を トップアスリート活動助成 明治大学関係者11人が認定される



エリートAに認定された上川大樹選手(柔道・経営4)(上)と 水谷隼選手(卓球・政経4)(下) ユースエリートに初認定された棟朝銀河選手(トランポリン・明高2)。両サイドはエリートA「なでしこジャパン」の山郷のぞみ選手(右)と矢野喬子選手(左)

独立行政法人日本スポーツ振興センター(理事長=小野清子)は7月21日、東京都北区の『味の素ナショナルトレーニングセンター』で2011年度のスポーツ振興事業助成選手・指導者スポーツ活動助成対象者618人(うち明治大学関係者11人)に対する認定式を行った。

この助成事業は、トップアスリートが国際的な競技会において優れた成果を収めるため、安心して競技活動に打ち込める環境を整えることを目的として、トレーニングなどに対する助成を行うもの。オリンピックなど世界の舞台で活躍するトップアスリートたちを応援したいとの国民の強い思いを踏まえ創設され、1990年から助成事業を行っている。スポーツ振興基金(政府出資金250億円、民間からの寄付金44億円)の運用益や、スポーツ振興くじtotoの収益などによって支えられている。

競技者の助成認定はオリンピック競技大会、世界選手権大会等の成績に基づき得点化されており、日本オリンピック委員会(JOC)が強化指定選手としてエリートA、エリートBに区分する。さらに、将来のオリンピック競技大会で優秀な成績を収めると判断される者はユースエリートとされる。今年度の助成対象者618人の内訳は、エリートA:93人、エリートB:120人、ユースエリート:192人、指導者ほか:213人だった。

小野理事長は式典で、助成した『なでしこジャパン』のW杯優勝に触れ、貢献できたことは喜ばしいと述べた上で、「国民に夢と希望を与えられるアスリートを目指して、トレーニングに励んでほしい」と激励した。

助成対象者を代表してエリートAの村上幸史選手(陸上競技/やり投げ)が、「皆さんに夢と希望を、ロンドン五輪で良い結果を残せるよう日々精進します」と決意と感謝を述べた。

2011年度認定された明治大学関係者
(敬称略・7月28日現在判明分)

区分 氏名 学部 種目
エリートA 水谷 隼 政経4 卓球
上川 大樹 経営4 柔道
エリートB 渡邉 一樹 2009年商卒 競泳
太田 明生 2007年政経卒 スピードスケート
坂田 龍亮 2008年商卒 競泳
海老沼 匡 商4 柔道
ユース
エリート
棟朝 銀河 明高2 トランポリン
弓良 隆行 2003年農卒 馬術
林 伸伍 2007年政経卒 馬術
高橋 由希絵 農4 ライフル射撃
指導者など 園田 教子 1999年文卒 柔道