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明大町づくり道場 宮城県の中学校へ楽器一式を贈呈

寄贈された楽器で練習する生徒たち。7月末の地区コンクールでは見事「銀賞」を受賞した

御茶ノ水・神保町界隈の音楽を通じた町おこしを目指す明治大学生有志『明大町づくり道場』は、宇崎竜童氏(1969年法卒)、阿木燿子氏(2008年文特別卒業認定)、楽友会(明治大学軽音サークルOB会)とともに、東日本大震災の被災地の一日も早い復旧復興を心から願うとして、津波で楽器が流されてしまった「宮城県東松島市立矢本第二中学校」の吹奏楽部へ楽器を贈呈することを目標に、5月から毎月1回、JR御茶ノ水駅聖橋口改札前「新お茶の水ビルディング」の広場でチャリティーライブを開催。楽器支援のための募金等へ協力を呼びかけていた。

このたび、御茶ノ水に本店を構える株式会社石橋楽器店、管楽器を扱う株式会社グローバルをはじめ多くの賛同が寄せられ、6月末までに市価1000万円相当の楽器一式が贈られた。

先立つ6月8日には、校友会石巻地域支部の協力を得て宇崎氏・阿木氏は矢本第二中学校を訪問。出迎えた生徒らは阿木氏が贈った楽譜による合唱を披露するなど、心温まる交流の輪が広がっている。