就職特集　 —２０１３年就職希望者に向けて先輩からのメッセージ— 「人との出会い」 東京瓦斯株式会社内定　理工学部４年　遠藤 亜梨砂

就職活動を始めた当初、私には特に強く志望する企業はありませんでした。そこで、様々な業界の説明会や面接を通して、魅力を感じた社風が企業への志望動機につながりました。

就職活動を振り返ってみると、日々感じた不安よりも、自己成長と自信を得た大きな充実感で満たされています。これほど満足する就職活動が出来たのは、内々定を頂いた某製薬会社の人事の方との出会いがあったからです。その方は、今と同じ就職難の時代に就職活動を行った一人の先輩として「周りに流されず、自分らしく」取り組むことの大切さを親身になって、丁寧に教えて下さいました。現代の就職活動は、パソコン１台で企業の大部分の情報が得られます。しかし、社風はパソコンの画面からは伝わってきません。自分の足で情報を得て、自分の 肌で社風を感じることが一番大切だと思います。

私の内定先を例に挙げますと、説明会に参加したのはもちろん、地域に根差す子会社で実際に働く社員の方にお話を伺い、販売機器やガスの良さを詳しく教え て頂きました。この経験が面接で非常に役立ち、難しい質問にも自信を持って答える事が出来、面接官から「やる気と熱意が伝わった」という言葉を頂きまし た。

面接は自分を知ってもらうと同時に、企業を選ぶ場でもあります。どんなに大きな不安を感じた時でも「私が企業を選ぶんだ」という前向きさと自信を持ち、日々出会う人への感謝の気持ちを忘れず、楽しんで就職活動に取り組んでください。