明治大学は11月4日、元首相で本学校友である故三木武夫氏の功績や人柄、現代的意義を考察することを目的として、「無信不立(しんなくばたたず)—いま、三木武夫を問い直す」と題したシンポジウムを駿河台キャンパス・リバティホールで開催した。
開催に先立ちあいさつに立った長堀守弘理事長は、三木武夫氏が座右の銘としていた「無信不立」という言葉にふれ、「これは人間社会においてもっとも大切な言葉ではないか。今のような時期に必要とされるテーマなので心して聞きたい」と開催の喜びを語った。続いて、納谷廣美学長は「この変動の時代に、新しい視野を持った『明治魂』が必要とされている」とし、「その熱い志を持った三木武夫先生の功績を語り伝えることが、今の大学生が将来活躍するための糧に繋がる」と期待を込めた。
二部構成行なわれた第一部では、「三木武夫を語る」と題し、毎日新聞客員編集委員で政治評論家の岩見隆夫氏がジャーナリストの視点から、続いて筑波大学人文社会系教授の竹中佳彦氏が政党政治家の視点から見た三木氏をテーマにそれぞれ基調講演を行った。
第二部では、「いま三木武夫を考える—現代的意義の継承」をテーマに、元首相で自民党最高顧問の海部俊樹氏、同じく元首相で本学校友の村山富市氏(社民党名誉党首・明治大学顧問)と、三木氏の地元から徳島文理大学短期大学部教授の阿部頼孝氏、そして日髙憲三経営企画担当常勤理事と基調講演者2名を加えた計6人が、小西徳應政治経済学部教授の進行のもと、各々の三木武夫観、氏との思い出などが豊富に盛り込まれたパネルディスカッションが展開された。会場は、今はなき三木氏に想いを馳せつつ興味深く耳を傾けた。
開催に先立ちあいさつに立った長堀守弘理事長は、三木武夫氏が座右の銘としていた「無信不立」という言葉にふれ、「これは人間社会においてもっとも大切な言葉ではないか。今のような時期に必要とされるテーマなので心して聞きたい」と開催の喜びを語った。続いて、納谷廣美学長は「この変動の時代に、新しい視野を持った『明治魂』が必要とされている」とし、「その熱い志を持った三木武夫先生の功績を語り伝えることが、今の大学生が将来活躍するための糧に繋がる」と期待を込めた。
二部構成行なわれた第一部では、「三木武夫を語る」と題し、毎日新聞客員編集委員で政治評論家の岩見隆夫氏がジャーナリストの視点から、続いて筑波大学人文社会系教授の竹中佳彦氏が政党政治家の視点から見た三木氏をテーマにそれぞれ基調講演を行った。
第二部では、「いま三木武夫を考える—現代的意義の継承」をテーマに、元首相で自民党最高顧問の海部俊樹氏、同じく元首相で本学校友の村山富市氏(社民党名誉党首・明治大学顧問)と、三木氏の地元から徳島文理大学短期大学部教授の阿部頼孝氏、そして日髙憲三経営企画担当常勤理事と基調講演者2名を加えた計6人が、小西徳應政治経済学部教授の進行のもと、各々の三木武夫観、氏との思い出などが豊富に盛り込まれたパネルディスカッションが展開された。会場は、今はなき三木氏に想いを馳せつつ興味深く耳を傾けた。