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学校法人明治大学長期ビジョン制定

日髙理事より長堀理事長へ答申書が手渡された

学校法人明治大学はこのほど、長期ビジョンを制定しホームページ上で発表した。

これは、高等教育機関を取り巻く厳しい環境の中で、学校法人の健全な運営および適正な事業の遂行を推進するとともに、設置学校の建学の精神・教育理念に基づく教育・研究活動を永続的に発展させるため、法人と教学が共通の現状認識に基づき、一致した基本政策の策定および推進が求められていることによるもの。

この長期ビジョンは、将来にわたり本学が「新しい知の創造」および「時代の要請に応える人材の育成」の拠点であり続けるとともに、世界に大きく飛翔していくため、現在に至るまでの明治大学の強みと弱みおよび可能性を見極め、20年後の創立150周年を見据えつつ、当面する今後10年間の強化の方向性および理念について定めている。

今後は、この長期ビジョンの具体化に向けた中長期計画を策定し、世界で活躍する人材を育てる教育研究環境を整備するとともに、さらなる大学改革を推進する。

2年にわたる審議を答申

学校法人明治大学長期ビジョン策定委員会(委員長=日髙憲三経営企画担当常勤理事)は11月24日、理事会からの諮問にもとづく答申書を長堀守弘理事長へ提出した。同委員会は2009年10月に設置され、2年にわたり審議を重ね答申を取りまとめた。