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出版会長あいさつ 会長 坂本 恒夫(副学長・経営学部教授)

このたび、出版会の初代会長を拝命し、その重責に身の引き締まる思いがしております。

出版会は、本学の学術研究成果を良質な出版物として発信することにより、社会貢献を果たし、これを通じて教育研究活動の活性化を目指しております。

本学には、明治20年から、講義録などを刊行する講法会または明大出版部という出版部門が存在しておりましたが、昭和34年に廃止されました。以後、幾度も出版部再建の話が持ち上がっては、実現に至りませんでした。

廃止から52年を経て、奇しくも創立130周年の年に、出版会を設立することになりました。この出版会はかつての出版部の再建でなく、時代を担う図書を刊行する全く新しい出版会の設立を企図しております。

出版会は、本学の知の蓄積から、優れて特色ある研究成果を書籍として刊行します。手始めとして、研究に基づいた教養書の叢書を刊行し、今後は学術書や学内諸事業の書籍化などに出版事業を広げたいと考えております。

出版会の発展のため、皆様のご指導、ご鞭撻をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。