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ラグビー明早戦、接戦も勝利逃す 学生日本一に向け、大学選手権へ

トライを生んだFL竹内健人(経営3)の突進

明治大学体育会ラグビー部は2011年12月4日、関東大学ラグビー対抗戦Aグループ最終戦の早稲田大学戦(東京・国立競技場)に臨み、接戦の末16-18で惜敗を喫した。

今季対抗戦の最終成績は6勝2敗となり、今年度の規定により、同率同順位で勝敗が並んだ早大,筑波大とともに対抗戦順位は2位となった。明早戦の対抗戦通算成績は35勝50敗2分。

指導3年目となる吉田義人監督(1991年政経卒・元日本代表WTB)のもと迎えた、87回目を数える伝統の明早戦は、今年も国立競技場で多くの紫紺ファンが見守る中、キックオフを迎えた。

明治大学は試合を通じて運動量が途切れず、チーム一体の粘り強いディフェンスで早大の攻撃を耐え忍び、少ない攻撃のチャンスを活かして得点。前半は13-3とリードで折り返す。後半は早大の猛追を受けるも、16-15と1点差ながらリードを保って試合を運んだが、試合終了直前に自陣で痛恨の反則。早大のペナルティーゴールキックで逆転を許し、16-18で惜しくも3年ぶりの明早戦勝利を取り逃がした。

明治大学ラグビー部は引き続き、2011年12月18日に開幕した第48回全国大学ラグビーフットボール選手権大会に出場。同選手権は学生日本一を決定する勝ち抜きトーナメントだ。

明治大学は、対抗戦同位の早大,筑波大との総得失点数差にともなう順位規定により、対抗戦順位3位扱いで同日、関西第5代表の関西学院大学と対戦(埼玉・県営熊谷ラグビー場)。38-3で危なげなく勝利し、2回戦に駒を進めた。

2回戦は2011年12月25日に行われ、今季チーム力の充実を見せる筑波大と、対抗戦以来の再戦となる(愛知・瑞穂公園ラグビー場)。2回戦を突破した場合、1月2日に帝京大と同志社大の勝者と国立競技場で準決勝を争うこととなる。