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創立130周年記念施設整備計画 「生田第二校舎D館」「黒川農場」竣工

明治大学は創立130周年記念事業の一環として建設した生田第二校舎D館と明治大学黒川農場の竣工式を執り行った。竣工式は、長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ大学役員・役職者、自治体や地元の関係者が多数出席し、盛大に挙行された。

生田第二校舎D館



明治大学初の免震構造を採用したD館と別館(写真上)

式典は2011年12月21日に生田キャンパスで行われた。長堀理事長はあいさつの中で、新しい教育・研究棟完成の喜びを語るとともに、創立者の岸本辰雄先生の言葉「教育は人格の完成をはかる」を引用し、D館でのさらなる学問、真理の探究に期待を寄せた。続き納谷学長は、関係者らへの感謝とともに「日本の未来を担う若者が、世界に羽ばたくための施設となる」と決意を述べた。

D館は、理工学部の応用化学科・機械工学科・機械情報工学科が利用する教育・研究棟として4月から利用が開始される。

明治大学黒川農場

実習圃場・温室、生涯教育で市民へ解放されるアカデミー棟などを備える

式典は1月19日、現地(神奈川県川崎市麻生区黒川字明坪2060-1)で挙行された。長堀理事長はあいさつで、関係者らへの謝意に続け、「世界に向けて新しい現代農業の発信地となり、農業研究の新領域に果敢に挑戦してほしい」と期待を込めた。続く納谷学長は、「地域とのつながりの中で教育・研究を発展させ、社会へ『知』を還元したい」と抱負を語った。

続けてあいさつに立った川崎市の三浦淳副市長は、同市が構想する『農業公園づくり事業』の中核的な施設として位置付けており、明治大学へ大きな期待を抱いているとした。

黒川農場は、総面積約12万8000㎡の広大な敷地に、「環境共生」「自然共生」「地域共生」の3つのコンセプトのもと、未来型アグリエコファームを目指すもので、4月から利用が開始される。