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南アフリカ フリーステート大学長が本学を表敬訪問

1時間にわたった懇談は創立者たちの話にも及んだ なごやかなムードで記念撮影に応じる両学長 お土産に七宝焼きペン皿、漆器の小皿などを進呈

南アフリカ・フリーステート大学のジョナサン・ジャンセン学長は2月13日、同大学教授・国際学術プロジェクトのストーベル所長、南アフリカ科学技術担当のセシル・マソカ公使などと共に明治大学駿河台キャンパスを表敬訪問した。

本学からは、納谷廣美学長、勝悦子副学長、小島信彦農学部専任講師らが対応し、両大学の今後の教育の取り組みや、交流、協定についての意見交換を行った。

フリーステート大学は103年前に創立され、学生数3万人、9つの学部があるなど、明治大学と同規模の大学であり、2011年10月、同大学のストーベル所長が水資源分野の研究者との交流を目的に本学を訪問した際、農学部の小嶋信彦講師が生田キャンパスの研究室の案内をしたことが両校の交流の発端となった。

ジャンセン学長は「共通項が多く、学ぶべきことの多い大学を訪問できて光栄に思っている。今後、大学全体の学力や研究の基準をより高めるため、明治大学とコラボレーションしていきたい」と語り、納谷学長は「これからの国際社会を担う南アフリカの大学との連携は重要。今後、国際的に活躍する人材の育成に力を入れていくということにも、フリーステート大と同じ必要性を感じている」と、今後の両校の交流に期待を込めた。

ジャンセン学長からの「他大学と比べたときの明治大学の強みは?」という問いに納谷学長は、「本部となるキャンパスが東京の中心にある。ビジネス街や官庁も近く、国際的に活躍する人物の来校も多いので、世界の中の日本の動きに学生たちが直に触れることができる。協定校は167校に増えており、研究者の受け入れ体制や、留学生の奨学金制度も整っているので、ぜひともフリーステート大学と交換留学ができれば」と、今後の大学間協定への強い希望を示した。