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父母会 36人に教育振興賞を授与



明治大学連合父母会(=丹澤正彦会長)は3月26日、駿河台キャンパス大学会館8階で、2011年度連合父母会教育振興賞授与式を挙行した。

同賞は、在学中に司法試験、公認会計士試験、国家公務員Ⅰ種試験といった難関国家試験に合格するなど、明治大学の教育振興に寄与し、他の学生らの模範となった卒業生を顕彰するもの。2011年度は、公認会計士試験31人、国家公務員1種試験5人の計36人に授与された。

授与式には、納谷廣美学長(=連合父母会名誉会長)、土屋恵一郎教務担当常勤理事ら大学役員と、連合父母会から丹澤父母会長をはじめ、全国各地区からの父母会役員も出席した。

開会のあいさつに立った丹澤父母会長は、受賞者とその父母に対してお祝いの言葉を述べるとともに、校友の三木武夫元内閣総理大臣『大学の価値は卒業生によって決まる』との言葉を引用し、「どれだけ人気がある大学でも、社会に対してどれだけ貢献できるかが重要。本当の勝負はこれから」と激励した。

また、受賞者一人ひとりに賞状と記念品を手渡した納谷学長は、「人生は、自らの志に生きてこそ幸せ。皆さんはその資格に恥じぬよう、志を胸に秘め、困難な時も明治魂で乗り越え、日々精進してほしい。それが、ここまで育ててくれた両親への恩返しにもなる」と今後の受賞者の活躍に期待を込めた。

授与式終了後は会場を移し、大学と父母会の関係者らによる懇親会が行われ、一同は改めて大きな慶びに包まれた。