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ベトナム国家大学ハノイの役職者一行が来訪 協力交流に向けて活発な情報交換





留学プログラムや研究者交流など、活発な情報交換が行われた

ベトナム国家大学ハノイの役職者らが3月13日、明治大学を訪れ、納谷廣美学長、勝悦子副学長、蟹瀬誠一国際日本学部長、小野治理工学部教授、芦沢真五国際連携機構特任教授らと両校の交流に関する打ち合わせを行った。今回の訪問は、一行が第2回日越学長会議に参加するために来日したことで実現したもの。ベトナム国家大学ハノイは複数の独立した大学から成る国家大学で、この日は国民経済大学、外国語大学、自然科学大学、工学技術大学、インターナショナルスクールの学長、副学長、教授らが来訪した。

納谷学長は「本学の卒業生である村山富市前首相と共に以前、親しく懇談した。来校を大変嬉しく思う」と歓迎の意を示し、明治大学人気の要因のひとつとして国際日本学部の設立をあげ、「今後も国際日本学部から多くの留学生を送り出し、受け入れたい」と、両校の交換留学に期待を込めた。

蟹瀬学部長はジャーナリスト時代に訪れたベトナムの思い出に触れつつ「ベトナムからの留学生はとても優秀。今後は研究者交流を活発化したい」と今後の交流に期待を寄せた。

ベトナム国家大学ハノイの各大学関係者らは「ベトナムで開催された留学生フェアでは明治大学のブースが一番人気だったことがとても印象的で、今回その人気大学を訪問できて嬉しい」「日越の正式な交流が始まり、日本への関心も高まっている。戦後、日本の国家がここまで再建することができた理由を日本語で理解し、日本で勉強することは本国のためにもなる」「フランスやアメリカで2年、ベトナムで2年学ぶという交流プログラムもある。国際社会を意識する明大生に利用してほしい」など両校で活発な情報交換が成された懇談となった。