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定年退職者へ感謝状贈呈

退職者への謝意を表す、納谷廣美学長 謝辞に立つ、塚田正道農学部教授

2011年度の定年退職者への感謝状および記念品贈呈式が3月30日、駿河台キャンパス・アカデミーコモン2階会議室で行われた。

会場には定年退職する教職員が招かれ、役員・役職者、事務管理職らが見守る中、退職者一人ひとりに長堀守弘理事長から感謝状と記念品が贈呈された。

長堀理事長は、「新しい志を立てて、より豊かな人生を歩んでほしい」と述べた。

自らもこの日、職を退く納谷廣美学長は、中国の「史記」より“四時の序、功を成す者は去る”を引用し、「明治大学でさまざまな役割を果たしてきた私たちは、今、次の世代へとその役割をバトンタッチする。私たちは一線を退くが、さらなる飛躍を目指し明治大学を支えていく後輩をこれからも温かく見守っていこう」と述べ、ともに定年退職する教職員の永年にわたる尽力に謝意を表した。

最後に退職者を代表して塚田正道農学部教授が謝辞に立ち、「大学を取りまく環境が一段と厳しくなっている中、5年連続10万人の志願者を集め、3年連続志願者数1位を達成できたのは、長い間の教職員・関係者の地道な努力が実を結んだものだが、この結果は、社会から明治大学への大きな期待の表れとも言える。さらに飛躍して世界に冠たる大学になってほしい」と、明治大学のさらなる発展に期待をこめた。(役職は当時)