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シンポジウム「スマートグリッドにおける現象数理」を開催

グローバルCOEプログラム「現象数理の形成と発展」(研究代表=三村昌泰先端数理科学インスティテュート所長)主催のシンポジウム「スマートグリッドにおける現象数理」(オーガナイザー=森啓之理工学部教授)が3月12日、駿河台キャンパス・アカデミーコモン2階で開催され、本学教員・大学院生、電力中央研究所、産総研(AIST)、電力系統利用協議会、東芝、日立製作所、富士電機、NTTファシリティ-ズ、東芝システムテクノロジーの技術者に加え、出版関係者ら約40人が参加した。

同シンポジウムは、アメリカを中心として世界的に大きな話題となっている次世代送配電網、スマートグリッドのモデル化について、大学と産業界の双方の立場で意見交換する場を設け、スマートグリッドにおける新技術研究・開発を推進することを目的とするもの。

シンポジウムでは、森教授と大阪府立大学工学研究科の石亀篤司教授がそれぞれスマートグリッド環境下の短期電力負荷予測、ボロノイ図を用いた電気自動車用急速充電器の適正配置を講演した。産業界からは、日立製作所日立研究所部長の原田泰志氏、富士電機製品研究所部長の福山良和氏が、産業界から見たスマートグリッドのモデル化のアプローチ、スマートグリッドにおけるエネルギーモデルと課題について講演した。

(森啓之・理工学部教授)