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先端数理科学研究所 日台研究交流会に参加



先端数理科学研究科の博士前期課程・後期課程13人は2月26日~29日の4日間、台湾大学で開催された研究発表交流会“The 3rd Taiwan-Japan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematics”で発表、内3人が賞に輝いた。

この研究発表交流会は、他分野と交流できる柔軟性の育成、国際化に対応できる大学院生の育成することを目的に日本と台湾の大学院生を中心とする研究発表の場として開催されたもので、今年で3回目となる。全ての研究発表は英語によって行われ、英語プレゼン能力の育成や、国際的人材の育成にもつながっている。特に大学院生にとっては、研究発表を海外において英語で初めて行う貴重となっている。

引率した上山大信准教授の話

3回目となる本ワークショップでは、日本・台湾の修士の学生からポスドクまで合計41人の講演がありました。第1回から連続して参加していますが、学生の英語レベル、プレゼンテーションのレベルは確実に向上しています。また、研究内容もオリジナリティーにあふれており、他分野の聴衆にもわかりやすいプレゼンテーションができていました。

2011年度に開設した先端数理科学研究科現象数理学専攻では、現象数理学セミナーという全学生・全教員参加の授業を設け、それぞれの研究内容をプレゼンテーションする機会を与えています。その成果も大いにあったと思います。国際的な環境に適応できる人材、いわゆるグローバル人材の育成はますます重要となっています。参加した学生にはこの経験を生かして、今後の研究および就職活動に取り組んでもらいたいと思います。