Go Forward

商学部アワー 吉田菊次郎氏「人はお菓子に夢を見る」を開催

横井勝彦商学部長も熱心に耳を傾けた

商学部は和泉キャンパス新図書館ホールで5月15日、毎週火曜日に行わる「商学部アワー」に、株式会社ブールミッシュ代表取締役社長の吉田菊次郎氏(1967年商卒)を招き、事前に申し込みを済ませた同学部1・2年生100人を対象に、OB招待講演「人はお菓子に夢を見る」を開催した。

商学部アワーは、ゼミナール活動や留学など、これからの大学生活を充実したものにするためのプログラムやガイダンスで、前期10回、後期8回が予定されており、回ごとにテーマを定めて行われるもの。

前期の第5回目となる「商学部アワー」に吉田氏はパティシエ姿で登場。明治大学商学部を卒業後、1970年に単身渡仏し、パリの菓子店で働きながら、翌年開催された「第1回菓子世界大会(パリ)」で銅メダルを受賞。その後も修行を重ね1973年に帰国。渋谷で「ブールミッシュ」を創業。苦労しながらも従業員らの生活を守るために会社化し、現在は全国の百貨店などに店舗を構える菓子ブランドとなった。そして、東日本大震災では、102万個のお菓子を配ったことなど、その半生とお菓子の持つ魅力について語った。