駿風

4年に一度の祭典・ロンドンオリンピック。深夜・明け方のテレビ画面に釘付けとなり睡眠不足となった人も少なくなかっただろう。かく言う私もその一人である。スポーツという“筋書きのないドラマ”には、人に夢を与え、人を感動させる力がある。メダリストの銀座のパレードに50万人の観衆が集まったと聞く。

今回のオリンピックでは、多くのメダリストが家族、スタッフやチームメイトへの感謝の言葉を口にしていた。過去最多のメダルを獲得した競泳陣は“27人のリレー”という言葉を残した。過去に負けるという大きな挫折を味わい、もがき苦しみ、そしてそれを乗り越えることができたからこそ、人を慈しむことができるのであろう。大リーグのヤンキースもその礎にはリスペクトの精神があるという。

オリンピックは終わった。これから私たちに夢と感動を与えてくれることは何だろうか。その答えはきっと、神宮球場での優勝の胴上げ、国立競技場での優勝の雄叫び、そして箱根駅伝で最初にゴールテープを切る瞬間であろう。そのことを切に望む。

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