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理工学部 夏休み科学教室を開催

「モーターを作ろう」で1051回転で見事優勝

銀色のスプーンが金色に

理工学部は8月9日、社会貢献を目的とした「夏休み科学教室」を生田キャンパスの各校舎を使用して開催した。小学校1年生から高校3年生までを対象として、事前に申し込みをした約600人(保護者含む)が参加した。

恒例となった「夏休み科学教室」の今年度のテーマは13個で、担当する7学科の教員と学生がそれぞれのテーマ毎に分かれて、小中高生らと一緒に、実験や実習、工作を行い、基本原理のレクチャーと、工夫して物を作ること、観察することの喜びを伝えた。

小学校3~6年生を対象にした「モーターを作ろう(電気電子生命学科)」に参加した小学校3年生の男子児童は、コイルと磁石で作ったモーターの完成後に行った、回転スピードの競い合いで、1051回転を記録して見事に優勝した。「すごくおもしろかった。最初はなかなかうまく回らなかったけれど、急に回り始めた」と初めて触れた実験に目を輝かせながら喜びを語った。

また、テーマ「めっきの世界~おもちゃを金色に~(応用化学科)」に参加した小学校1年生の女子児童は「液体につけるだけで色が変わることに驚き、感動した。大きくなって、また実験したい」と満面の笑顔だった。