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国連アカデミック・インパクト(UNAI)明治大学の取り組みを紹介

「次代を拓き、世界へ発信する大学を目指す」と本学の理念を語る川島准教授

明治大学の川島高峰准教授(情報コミュニケーション学部)らは9月26日、国連広報センターが主催した「国連アカデミック・インパクト」(UNAI)説明会、国連大学本部(東京渋谷)開催で、大学関係者等約50人に、本学のUNAIの取り組み「難民受入」「3大学連携国際協力人材育成」「UNHCR難民映画祭」などの紹介を行った。

UNAIは、世界平和の実現のために、国連と世界の大学などを結びつける取り組みで、「人権」「識字能力」「持続可能性」「紛争解決」などの分野で世界への貢献に必要な普遍的な10原則のうち、少なくとも1つの原則を積極的にサポートする活動が求められるもので、2009年から準備活動が始められ、明治大学は日本国内の先駆けとして2010年に加盟した。現在では、世界115の国と地域で、835大学(うち日本では明治大学を含む14大学)が加盟している。

説明会は、国連広報センターの山下真理所長から主旨説明がされた後、前国連広報担当事務次長の赤阪清隆氏が「UNAIの現状と今後の課題」と題し、加盟することの意義や効用について講演。続けて、明治大学を含む4大学が、具体的な取り組みを紹介した。

明治大学を代表して登壇した川島准教授は、地球規模の課題解決に積極的に対応する本学の取り組みを紹介した上で、「今後も国連と協力し、学生にグローバルイシューの捉え方を伝え、国際協力人材の育成に努める」と述べ、本学の果たすべき使命を力強くアピールした。