Go Forward

秋山里奈さん 理事長・学長に金メダル報告

おめでとう。勇気と感動をありがとう

ロンドン・パラリンピック競泳女子6種目に出場した秋山里奈さんは9月24日、水泳部の佐藤義雄部長(文学部教授)、ご両親とともに、駿河台キャンパス大学会館に日髙憲三理事長、福宮賢一学長、三木一郎学務担当理事らを訪ね、100メートル背泳ぎでパラリンピック新記録1分19秒50のタイムで金メダルを獲得したこと。100メートル平泳ぎでは1分36秒79のアジア新記録のタイムで7位に入賞したことを報告した。

秋山さんは「金メダルは明治大学に入学したおかげ、法学部への入学当初から明治大学に恩返しをしたい強い気持ちだった。本当にありがとうございました」と感謝を述べ、「壮行会で金メダルを取ると宣言してしまい、ドキドキしたけど良い報告ができて嬉しい」と晴れやかな笑顔を輝かせた。

さらに秋山さんは、ロンドン大会に触れ「お母さんたちのチケットが取れない程の盛り上がりだった。観客の皆さんは素晴らしいマナーで、どの選手に対しても惜しみない温かな声援や拍手を送ってくれて、とても気持ち良く参加できた」と述べ、「2020年に日本でオリンピック・パラリンピックが開催される時には真似したい」とパラリンピック発祥の地、イギリスの誇り、やさしさを伝えていきたいと意欲を語った。

また今後について「まずは就職。来春から社会人になるため就職活動にしばらく専念する」と語り、水泳については「後に続く人のために、何かしらの形で尽力したい」と述べた。