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世界に広がる協定校39カ国・地域202大学と協定

明治大学は、マッコーリー大学、ラプラタ国立大学、ラトガース大学、ヴィータウタス・マグヌス大学、済州大学と大学間協力協定を新たに締結した。協定校は39の国と地域で、202大学(学部間協定など含む)となった。

マッコーリー大学 (オーストラリア・公立)

QS世界大学ランキングでは例年200位前後、豪州ではトップ10以内に位置づけられる総合大学である。3万人余の学生のうち約1万人が大学院生であり、研究大学としては豪州屈指の評価を得ている。ESL等の語学プログラムやインターンシップなど、本学の国際化に向けて可能な分野での協力に前向きであり、将来的には交換留学以外での学生交流にも期待できる。1964年創立。学生数約3万1000人。

ラプラタ国立大学(アルゼンチン・国立)

アルゼンチンで2番目に古い由緒ある国立の総合大学である。ラプラタ市は首都のブエノスアイレスから車で1時間程度に位置し、同大学を中心に発展した地方都市であり、治安面でも申し分のない環境にある。法学・社会科学学部国際関係研究所内にアジア・太平洋地域研究—日本研究センターが設置されており、日系人の所長を中心に日本に焦点を絞った研究と教育を行っている。1897年創立。学生数約8万9000人。

ラトガース大学(米国・ニュージャージー州立)

アメリカ合衆国の高等教育機関としては12番目に古い歴史ある高等教育機関で、北米の一流研究大学として成長を続け、61の研究大学のトップから成るAAU(全米大学協会)のメンバーである。12の学部、11の大学院の他、学部と大学院の学位を提供する3つのスクールがあるが、中でも特に大学院教育を拡大し、経営、社会福祉事業、刑事司法、専門心理学の分野での専門職学校を設立している。1766年創立。学生数約5万8000人。

ヴィータウタス・マグヌス大学(リトアニア・公立)

人文科学・社会科学の分野を中心に、現在でもリトアニアでトップの評価を受けている大学である。約450の英語コース、8分野の英語マスタープログラムがあり、英語のみで留学できる体制が確立されている。また同大学には杉原千畝センターがあり、日本文化に関する学生のサークル活動が活発であるなど日本への関心も高い。大学が所在するカウナス市は、首都ビリニュスに次ぐ第2の都市で、ビリニュスからは100㎞の距離にあり、20世紀初頭まではリトアニアの首都で、現在も大学数は同国最多を数える学術都市である。1922年創立。学生数約1万人。

済州大学(韓国・国立)

韓国最大の観光都市である済州特別自治道済州市にあり、島は世界自然遺産、世界七大自然景観に採択されるなど、世界的にも有数の観光地として発展を続けている。その設置学部の幅の広さから名実ともに総合大学として地位を確立しているが、特に経商学部には、一大観光地という地域の特色を反映して、観光経営学科、観光開発学科があることが特徴的である。人文学部には日語日文学科があり、大学院(修士・博士)の課程もある。教育大学院には日語教育専攻、通訳大学院には韓日科も設置されている。済州大学は農学関係(現在の生命資源科学部)の歴史も長く、2006年には韓国大学教育協議会から「優秀」の評価を得ている。1952年創立。学生数約1万2000人。