駿風

先頃、明高中は百周年祭を挙行した。式典等は大盛況で、「誰もが、良い会だった」との言葉を残して家路についた。慶賀の至りである。付属校の一層の発展を祈りたい。

この種の大きな行事の陰には、ある種の秘話は必ずあるものだ。例えば、大学から来た金子校長は、いきなり募金活動の先頭に立たされ、企業回りの日々。「校長、この会社は付属とは年間3億円の取引があります。その1%の御寄付を言って下さい」。これにはもうヘドモドするばかり。だが、この特訓が功を奏したか、校長は急速にその能力を高め、以後、あらゆる会合で御寄付のお願い。果ては評議員会にまで事は及ぶ。

お陰でこの不況の最中、目標の1億円を約2年で達成でき、校長は「明治は一つになった」とほほ笑んだ。だが、それ以上に関係者を喜ばせたのは、生徒たちの取り組みである。百周年祭のその年に在学していることの意義と幸せを十分に自覚し、文化祭他で自らの百周年祭事業を企画し、実行していった。こうして、彼らは向こう百年の発展の礎をすえたのである。最後に、事務方の献身についてもここに一言しておこう。

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