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〈これが商学部シリーズ〉ミニ・シンポ 商学部では「教養教育」をこう考える

積極的な質疑応答に場内は熱気に包まれた

商学部は和泉キャンパス新図書館ホールで10月30日、『商学部では「教養教育」をこう考える』と題した第1回ミニ・シンポを開催した。「教養」を多様な知恵・知識の集合体としての「人間力」と捉え、商学部ではどのような「教養教育」を実施していくべきなのかをテーマとした。基調講演には山泉進法学部教授、パネリストに株式会社ブールミッシュ代表取締役社長の吉田菊次郎氏(1967年商卒)、横井勝彦商学部長、鳥居高商学部教授を招き、教員ならびに学生20人が参加した。

基調講演で山泉教授は、カリキュラム改革等の教養教育に関わった経験に触れ、大学教育・大学研究についての専門の必要性についての見解を述べ、パネリストとして登壇をした吉田氏は自身の大学時代での語学(フランス語)の授業を紹介。そこで学んだことが役に立った事例を通して、「人間力」の必要性を語った。

ミニ・シンポに参加した男子学生(商2)は「教養も人によって様々な考え方、捉え方があるのだと思った。教員にとって講義とは何かを知ることができ、伝えるという講師の立場を知ることができた」と感想を述べた。