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首都圏父母対象 就職懇談会

父母の主な役割は、見守り支える後方支援

連合父母会の首都圏11地区父母会は10月20日、3年生の父母を主な対象に首都圏父母会就職懇談会を駿河台キャンパスアカデミーコモンで開催。早期かつ長期化し、ますます厳しい採用状況にあって、父母の不安感を反映した懇談会には1000人を超える父母が参加した。

この懇談会は、就職活動に関するリアルタイムで正確な情報を父母に提供することで親の不安を取り除き、親子がコミュニケーションを図るきっかけとなることを目的としたもので、父母会員の多くのボランティアによる協力のもと開催された。

懇談会は2部に分かれて構成され、第1部は、野寺芳生東京都北部地区父母会長の司会で進められ、井口陽一郎千葉県東部地区父母会長のあいさつで開会。大学から福宮賢一学長、就職キャリアセンターの竹本田持センター長(教務担当副学長兼教務部長)、就職キャリア支援部の福田敏行部長があいさつ。基本的な父母のスタンスは、「見守り支える後方支援」とし「大学も(学生の就職活動を)全力で支援する」と述べた。 

続いて、東洋経済HRオンライン編集長の田宮寛之氏(1987年経営卒)が「就職活動と企業の採用動向について」と題して講演した。

休憩を挟み行われた第2部は、文系学部はアカデミーホール、理工・農学部は2階会議室と3会場に分かれて行われ、学生の就職活動のスケジュールや手続き、学内の支援行事などについて、就職キャリア支援事務室の職員から説明を受けた。

続いて、2013年採用の内定学生(現4年生)によるパネルディスカッションが行われ、内定に至るまでの対策や心境、親との関係など、生の声が語られ、キャリア支援部の担当者、学部の就職担当教員を交え活発な質疑応答が行われた。

懇談会に参加した父母からは、「親世代と比べ大きく変化していることがよくわかった」「子どもの本音を聞くことができてよかった」などの感想が聞かれた。