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アイルランド大使が来訪 大学間協定などをめぐり、福宮学長らと意見交換

学術交流の発展に期待を込めた福宮学長とニアリー大使(左から4人目)

アイルランドのジョン・ニアリー大使とアッシュリン・ブレーデン広報文化担当官が11月6日、駿河台キャンパスに福宮賢一学長らを訪ね、明治大学とアイルランドの大学との協定締結など、今後の交流に向けて活発な意見交換を行った。

リバティタワー23階の貴賓室で行われた懇談には、福宮学長をはじめ、勝悦子副学長(国際交流担当)、辻昌宏経営学部教授、ミシュラン・フランク国際連携機構特任准教授らが出席した。

福宮学長は歓迎のあいさつで「本学にはアイルランドと深い絆のある研究者たちがいる。そこをきっかけにしながら、アイルランドの大学との関係を築いていきたい」と述べると、ニアリー大使は「現時点でアイルランドの大学と明大との間には協定が結ばれていない。アイルランドの大学が強い、建築・経営・経済の分野で明大と連携を図りたい」と期待を語った。

その後、両国の文化や大学の置かれた現状などについて、「アイルランドと日本には“美しい自然”という共通点がある」「国の将来に向け、やはり重要なのは教育だ」などの意見が交わされ、今後も双方が積極的に交流を図ることを確認した。

10月には国際アイルランド文学協会主催「第29回国際会議 Irish Voyages」が駿河台キャンパスで開催されており、安部悦生経営学部長が開会のあいさつを行い、虎岩直子政治経済学部教授が講演をするなど、明大とアイルランドとの交流の先駆けとなっている。