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学生ボランティア 古着回収と難民テント展を開催



私たちに出来ることから始めます

明治大学学生赤十字奉仕団クローバーと法学部生有志のグループは2012年12月11日~13日の3日間、ユニクロらの協力を得て、難民のための古着回収「あなたが着なくなった1枚が、誰かにとって必要な1枚になる。」を和泉キャンパスで初めて開催した。夏休み明けからの呼びかけに、多くの学生たちが賛同し、3日間で2480枚もの古着が集まった。また、同ブースには、国連難民高等弁務官駐日事務所(UNHCR)から借り受けた、難民キャンプのテントが立てられ、内部には生活用具やパネルなどが展示された。

今回の取り組みを主導したのは、法学部1年生の飯場慧さんで、彼の呼びかけメールに応じた、法学部の中国語クラス21組で一緒に学ぶ仲間が中心になってイベントが開催された。

回収された衣服は、男女別、上下や冬夏などに区別され、ユニクロを通じて難民の方などに届けられるもので、早大や駒大などでも学生団体によって実施された。

代表を務めた飯場さんは「明大も難民を受け入れている。難民問題を解決は難しいが、出来ることからはじめたい」と謙虚に語った。寒風吹きすさぶ中、受け付けを担当していた21組の坂本修平さん、田村杏奈さん、岡田直樹さんらは、口々に「まずはやってみようと思った」「僅かでも支えになれば」「一方的な支援にならないように勉強したい」などと感想や意欲を語った。