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世界に広がる協定校 40カ国・地域208大学と協定

明治大学は、イーストロンドン大学、泰日工業大学、デュッセルドルフ大学と大学間協力協定を、弘光科技大学工学部と学部間協定を新たに締結した。協定校は40の国と地域で、208大学(学部間協定など含む)となった。

イーストロンドン大学(英国・国立)

ロンドン東部の再開発地域“ドックランズ”に現代的なキャンパスをもち、優れた学習環境と最新設備を整えている。学部課程と大学院課程で提供しているコースは多岐に渡り、現代社会のニーズに応じた斬新的かつ革新的な分野の学問を学ぶことができる。最大の特色として挙げられるのは、Law and Social Sciences学部に“Sociology,Social Enterprise and Innovation Studies”コースが設置されている点である。欧州の他の先進国に先駆けて、イギリスでは数多くの社会的企業研究が行われてきたが、学部課程と大学院課程に専門コースを設置している大学は非常に珍しい。1992年創立。学生数2万8000人。

泰日工業大学(タイ・私立)

文部科学省・平成24年度「大学の世界展開力強化事業~ASEAN諸国等との大学間交流形成支援~」申請における海外連携大学の一つで、日本からタイへの技術移転、現地日系企業のニーズに直接合った人材の育成を目的として開校した新しい大学。開校当初よりレベルの高い学生の獲得に成功している。設備投資や奨学金、インターンシップ受入など様々な形での支援団体は、日系企業を中心に300以上にのぼる。日本語は学生全員必修であり、3月から5月にかけて、日本の協定校にも毎年200名近くを送り出している。2007年創立。学生数約3500人。

デュッセルドルフ大学(ドイツ・州立)

ドイツの中でも大学や研究機関が多いことで知られるデュッセルドルフ地域の中心的な大学。デュッセルドルフ市は、ドイツで日本企業、日本人が最も多い都市でもあり、ドイツで最大規模の日本語教育・日本研究の学部・研究科を有している。また、ルール都市圏という西欧の最も豊かな地方に所在し、盛んなドイツ経済とも切り離せない大学である。同地域は“Greater Region”という欧州連合の地方の連盟に属しており、ルクセンブルク、ベルギー、フランスと親密な関係を結んでいる。1965年創立。学生数1万7000人。

弘光科技大学工学部(台湾・私立・理工学部間)

国際交流に力を入れている大学で、約20%の教員が米国の大学院で博士号を取得し、教員のほぼ全員が英語を流暢に話すことが出来る。工業界との交流も活発で、近くにある工業団地の企業とも技術交流が進んでいる。サービスセンターという、明治大学における地域連携推進センターと類似の機能を有した組織が工学部内に保有されている。キャンパス内に観光学科実習用のホテルや食堂があり、通学の便がよくかつ安全性が高い。1967年創立。学生数1700人。