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自己点検・評価「評価委員会」の開催-大学の改善課題について検討、提案-

報告書は福宮学長(左)から日髙理事長へ

自己点検・評価全学委員会委員長である福宮賢一学長は昨年12月14日、各学部等での検証を重ねて作成した『2011年度自己点検・評価報告書』を、自己点検・評価規程に基づき日髙憲三理事長(評価委員会委員長)へ提出した。同報告書の提出を受けて1月23日には、評価委員会が開催され、大学に対する提言「評価委員会による評価結果」としてとりまとめられ、今後は日髙理事長・福宮学長の下で、事業計画や年度計画等に反映し、本学の改革・改善サイクルの促進に利用される。

同報告書の提出を受け1月23日に開催された評価委員会は、本学役職者の他、学外有識者で構成され、自己点検・評価が適切に行われているかを点検するとともに、報告書に記載された改善計画を基に、今後本学が重点的に改善・改革すべき点などが議論された。

委員からは、「外国人留学生受け入れを促進する教員組織、奨学金、学生宿舎の整備」「海外派遣学生のための予算措置と国際教育プログラムの体系化」「グローバル人材育成のための企業や海外諸大学等との連携の促進」「大学院教育の国際化と教育研究環境整備」など、本学の国際化に向けて多くの提案がされた。

また、「国際比較や評価指標を活用した自己評価によって本学の国際的なポジションを把握し、創立150周年に向けて本学が目指すべき将来の方向性を示した『明治大学将来構想』を策定して公表すべき」との意見には、学内外の委員から大きな賛同が示された。  なお、同評価結果は「2011年度自己点検・評価報告書」の一部として3月上旬に本学ホームページで公開される。

(教学企画事務室)