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父母会 30名に教育振興賞を授与



明治大学連合父母会(=丹澤正彦会長)は3月26日、駿河台キャンパス大学会館で、2012年度連合父母会教育振興賞授与式を挙行した。 

同賞は、在学中に司法試験、公認会計士試験、国家公務員総合職試験といった難関国家試験に合格するなど、明治大学の教育振興に寄与し、他の学生らの模範となった卒業生を顕彰するもの。2012年度は、公認会計士試験20人、国家公務員総合職試験10人の計30人に授与された。

授与式には、福宮賢一学長(=連合父母会名誉会長)、飯田和人教務担当常勤理事ら大学役員と、連合父母会から丹澤会長をはじめ、全国各地区からの父母会役員も出席した。

開会のあいさつに立った丹澤会長は、受賞者とその父母に対してお祝いの言葉を述べるとともに、本学の校友であり、国民栄誉賞を受賞した世界的冒険家・植村直己氏の『大切なのは、夢の大小ではなく、またそれが実現できたかどうかでもなく、その夢に向かってどれだけ心をかけることができたか。心の大小が大切だ』『始まるのを待っていてはいけない。自分で何かやるからこそ、何かが起こる』との言葉を引用し、「挑戦という姿勢こそが明治大学のDNA。これから先、困難もあるだろうが、このDNAを大事にして頑張ってほしい」と激励した。

また、受賞者一人ひとりに賞状と記念品を手渡した福宮学長は、「難関試験に挑戦しようと思ったときの初心を忘れずに、自己の職務を通じて社会に貢献してほしい」と今後の受賞者の活躍に期待を込めた。

授与式終了後は会場を移し、大学と父母会の関係者らによる懇親会が行われ、受賞と卒業の慶びを分かち合った。