分離派建築会結成以後、我国の近代建築運動を牽引しつつ、他の追随を許さない茶室と庭の研究を大成した建築家・堀口捨己(1895〜1984)。
近代建築史研究、デザインサーヴェイ、日本建築意匠論研究をはじめ多彩な活動を基盤に現代建築批評を展開した神代雄一郎(1922〜2000)。
明治大学建築学科創立時の教員でもある2人は、国際的な視野と独自の発見的感性で日本の環境と意匠を捉える「眼」の人であった。そして、それは同時に「建築家とは何か」を問う鋭い批評精神の基盤でもあったことを見逃してはならない。
会期
4月20日(土)~5月19日(日)
10:00~17:00(入館16:30まで)
会場
駿河台キャンパス博物館ギャラリー
(アカデミーコモン地下)
主催
明治大学理工学部建築学科