Go Forward

学長スタッフ研修会 2年目の学長方針について精力的に検討

2日間にわたって教学の課題などについて集中討議した

春季の学長スタッフ研修会が4月20・21日に駿河台キャンパス大学会館で行われた。

研修会は、教学運営の方針策定を目的に年2回開催しているもので、福宮賢一学長、飯田和人教務担当理事、三木一郎学務担当理事、松本隆栄総務担当理事、針谷敏夫理事、鎌倉行男理事をはじめ、副学長、学長室専門員などの全スタッフが参加し、理事長に提出する2014年度の年度計画書や教学の諸課題をテーマに開催した。

研修の冒頭、福宮学長は「2年目の学長方針を決めるうえで重要な会議。本学の勢いそのままに、スピード感を持って対応していきたい」と述べ、現体制2年目に向けて力強くあいさつした。

今回の研修会は、学長方針の策定、文部科学省の大学教育改革支援事業(GP)への申請(博士課程教育リーディングプログラム、地〔知〕の拠点整備事業〔大学COC事業〕)、将来構想、IRの構築などについて集中的な議論が行われた。その他、各キャンパスの教育環境、大学院教育、国際連携機構、研究・知財戦略機構、社会連携機構、危機管理・安全対策、労働契約法改正への対応について具体的な方策が検討されたことに加え、最近の高等教育をめぐる動向についても議論が交わされ、本学の方向性についての情報共有・認識共有をした。

また今回は、事前に課題を明確にし、重要課題を絞り込むことで、一つの課題に対して集中的に議論を深めるなど、運営方法も変更することで、より充実した学長スタッフ研修会となった。

本学は一般入学試験志願者数が7年連続で10万人を超えるなど、諸改革が成果をあげているが、更なる国際化の加速や研究力の質の飛躍などが急務となっている。また、今後、理事長へ提出する「教育・研究に関する長期・中期計画書」の実現に向け、全教職員の英知を結集し、一丸となって政策を推進していくことが重要である。
(教学企画事務室)