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中野図書館 1日500人超が利用する「知」の泉

書棚は震度5の揺れを感知すると、床のロックが外れ「免震棚」となる最新式 図書館ゼミガイダンスを受講する総合数理ゼミナールの学生たち

約2100人が通学する中野キャンパスの図書館は、1日あたり500人超の学生が利用する。入口ゲートに学生証をかざし入館すると、すぐに特設展示棚があり、5月はコンピュータ関係の専門書として定評のあるオライリー本を展示していた。さらに奥に進むと、国際日本学部で主に展開されるクールジャパン研究とかかわり深い専門書が所狭しと並ぶ。

今や、学生たちの日々の学習は、明大独自の「Oh-o! meiji」と名付けられたネットワークを介したシステムと、図書館サービスがなければ成り立たない。課題やレポートの提出から、授業を欠席したときのプリントの配布、シラバス(授業計画)閲覧、履修登録、健康診断の結果閲覧までこのシステムを通じて行われている。

中野キャンパス内は、いたるところで無線LANが利用できるが、図書館でも奥の閲覧席を除いて、持ち込みのPCなどを利用することができる。授業の合間には閲覧席があっという間に埋まっていく。

5月24日は、総合数理学部の上山大信教授と二宮広和教授のゼミナールを受講する学生が、合同で図書検索などを学ぶ図書館ゼミガイダンスを受けていた。