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国際連携本部×現代フランス研究所「フランス女性週間」講演会を開催

学生の質問に答えるシンティア・フルーリ氏

国際連携本部と明治大学現代フランス研究所は「フランス女性週間」と銘打ち、5月16日と24日に駿河台キャンパスリバティホールで2回の講演会を開催した。

第1回目は、女性企業家として成功する傍らプライベートも充実させ、理想的なワークライフバランスを実現させているノエル・コラン氏を招き、「スペシャリストとして生きる女性」をテーマに約70人の参加者に向けその秘訣を語った。

第2回目はフランスを代表する思想家であり、パリ・アメリカン大学では教授を務める、シンティア・フルーリ氏を招き「世界を救うのは女性?」をテーマに講演を行った。

2回目のフルーリ氏の講演は、社会や制度が変化する中での女性の存在、女性を守る権利について、歴史的背景や欧州の女性の労働環境に触れながら展開していった。そして、講演の最後に「男女で優劣を付けどちらか一方を中心に考えるのではなく、共存が重要である」と理想的な男女のあり方について語った。

国際連携本部では地域研究の一環として、フランス研究の他、英国研究、カナダ研究を行っている。各研究で開催されている講演会やセミナーは文化交流の場としても活用されている。