Go Forward

創立者出身地・天童「食のフェア」を開催 天童市長も来校し、学長と懇談

「めいじろう」のぬいぐるみと天童産さくらんぼ「佐藤錦」を交換する福宮学長(右)と山本市長 フェア期間中、天童特産メニューを求めて多くの人が会場に足を運んだ

明治大学創立者の一人、宮城浩蔵の出身地である山形県天童市の特産品を使った「ふるさと天童 食のフェア」が6月10日から5日間、駿河台キャンパス・リバティタワー23階のサロン「燦」で開催された。

最終日の14日には天童市の山本信治市長や水戸保市議会議長らが同フェアを視察。フェアで提供された「てんどう牛の生姜焼き御膳」を食べながら、福宮賢一学長と懇談した。福宮学長は来訪に歓迎の意を示し、「天童市とは年を追うごとに絆がより深く強くなっている。今回のフェアで提供されているのは我々にとっては大変新鮮なメニュー。こうしたフェアを定期的に開催し、天童市を多いに知らしめたい」と力強く語った。山本市長は昨年、本学から同市へ学生派遣したことについて触れ、「様々な角度から若い感性に溢れた提言をもらった。今年の実施も大変楽しみにしている。今後も、さらに連携が深まることを期待している」と話した。

同フェアは、食を通じて天童市の魅力を知ってもらおうと企画されたもの。天童特産のさくらんぼやはえぬき米などを使用したメニュー3種(てんどう牛の生姜焼き御膳、香り豊かな板そばセットなど)が提供された。天童市のフェアは今回が初開催で、今秋に第2回の開催を予定している。

本学と天童市は2010年に連携協力協定を締結。様々な連携講座を実施するほか、昨年は「てんどう活性化プロジェクト〜天童ブランドの創造」をテーマに明大生20人を同市に派遣し、学生たちが市に政策提言した。