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商・小川ゼミが京王電鉄・東京都交通局と連携

ゼミ活動の様子 学生が制作に携わったリーフレット

商学部・小川智由ゼミナールはこのほど、京王電鉄と東京都交通局と共同で、双方の沿線の街の魅力をPRするリーフレットを制作した。リーフレットは、A4二つ折りサイズで計12ページ。6月15日から京王線・井の頭線の全駅(69駅)と都営地下鉄の101駅に設置されている。

今回のリーフレット制作では、4月から京王電鉄の社員と東京都交通局の職員が小川ゼミの活動に参加。沿線の街の魅力を20〜30代の若者に再発見してもらうことを目指し、ゼミ生たちはターゲット分析、各街の取材コンセプト決定、取材候補先の発掘に取り組んだ。その後、「五感で見つける知らない東京」をテーマに、調布・浅草・下北沢・六本木の街や店舗をゼミ生が取材。和柄など珍しいデザインの下着を扱ったトランクス専門店「とらんくすや。」(浅草)や、有機野菜をふんだんに使用した料理を提供する「農民カフェ」(下北沢)など、20〜30代の琴線に触れるようなスポットを探し出し、リーフレットに掲載した。

浅草の取材を担当した西井里奈さん(商3)は「ターゲット分析やコンセプトづくりなど普段勉強しているマーケティングの手法を使ってリーフレットを形にすることができた。企業の方と協働してPR施策を勘案する中で、企業の視点を学べたのも有意義だった」と話し、「今後は、Facebookを利用して街の魅力を発信していく予定。投稿した記事がどういう人に受け入れられているのかを世代、男女別、居住地区などから分析し、企業ブランドの強化策も考えていきたい」と力を込めた。小川ゼミと京王電鉄・都交通局では、今年秋にも第2回目のリーフレットを共同制作する予定。



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リーフレットでは取り上げきれなかった街の魅力的なスポットなどをFacebook『東京カメレオン』で発信しています。小川ゼミの学生が担当する「学生によるおすすめ紹介」も月4回配信予定。ぜひ「いいね!」を押してください。