駿風

「新しいモノ」に我々は惹かれる。新しいスマホが発表されたならば、やはりそれが欲しくなる。新しいとは一体どういうことなのだろう。

研究において新しいとはこれまでに無い研究成果の事だ。ただし当然ながら質が問われる。ファッションにおいてはどうだろう。私が子供の頃にはベルボトムを身につけた一世代前のアイドルがテレビに映ると笑ったものである。当時のファッションの常識から余りにかけ離れていたから。それが後日「新しいモノ」として復刻するとは思いもよらなかった。ファッションにおいては古くて新しいということが成り立つようだ。

世の中が求める新しさは、研究における新しさと似たところがある。ただ新しいという事実にのみ魅力を感じる人もいるだろうが、やはり新たな価値をもたらすモノこそ真の「新しいモノ」だろう。新しいキャンパス、新しい校舎、新しいカリキュラム。学生にとっては全て初体験のものであって「古い」ものとの比較は無い。比較無くして新しいと認識できるものが世の中にはある。本物の「新しさ」が求められている。

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