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国家公務員総合職試験に16人が合格

難関を突破し、高い志を胸に、笑顔で記念撮影する学生たち

人事院は6月24日、中央省庁の幹部候補となる国家公務員採用総合職試験の2013年度最終合格者を発表した。明治大学からは16人が合格(前年度15人)し、うち女子は7人(前年度同数)が合格した。

明大の合格者の試験区分別の内訳は、院卒者試験で行政2人(0)、大卒程度試験で政治・国際4人(2)、法律4人(0)、経済2人(1)、工学2人(2)、農業科学・水産2人(2)の計16人。(カッコ内は女子で内数)

今年度の試験の申込者数は、2万2248人(前年度比1633人減)、合格者数1753人(同383人増)で、倍率は12.7倍(同4.7ポイント減)となった。女性の合格者数は342人(同28人増)。合格者の出身学校数は107校で、10人以上の合格者を出した大学は29校だった。

合格者は、発表日の翌々日から行われる各府省による面接などを経て、おおむね2014年4月に採用される。

国家試験指導センター 合格者へ報奨金授与

報奨金授与への感謝を述べる高橋さん

明治大学国家試験指導センター行政研究所は7月30日、2013年度国家公務員採用総合職試験に最終合格した同センター所属学生への報奨金授与式を、駿河台キャンパス・リバティタワーの岸本辰雄ホールで執り行った。

式典で同センターの西川伸一行政研究所長(政治経済学部教授)は、合格を祝福した上で「現在の試験では、勉強だけでなく、ゼミやボランティア活動など様々な経験を積んでいることが評価される。時間の使い方を含め、みなさんの高い自己管理能力が最終合格につながった」と称え、「明大と行政研究所への熱い思いを忘れずに人生を切り拓いてほしい」と期待を込めた。

続いて、報奨金目録を一人ひとりに手渡した福宮賢一学長は、「社会に出て苦境に立った時に、最難関の試験に受かったという自信を持って立ち向かってほしい。明大生らくし、明るさ、親しみやすさを持って存在感を発揮して、責任のある仕事に取り組んでもらいたい」と激励した。

今回報奨金を授与されたのは次の5人。
  • 櫻井友貴さん(法4)
  • 佐藤永梨さん(法4)
  • 高橋和也さん(政経4)
  • 高山由梨さん(政経4)
  • 宮島大地さん(法4)
5人を代表して謝辞を述べた高橋和也さん(政経4)は、「面接ではほとんど明大での活動について話した。明大で過ごした時間、指導してくださった先生方、支えてくださった方たちへの感謝の気持ちを生涯忘れることなく、研鑽を常に積み、謙虚な心で国のために全身全霊を捧げ、使命を果たしたい。また同じ志を持って励んでいる後輩たちの見本となれるよう努めていきたい」と、感謝とこれからの抱負を力強く語った。