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明大生×京王百貨店「就活向けパンプス」受注販売会を開催

商品製作に奮闘した明大生4人。左から村山沙織さん(商3)、下畑翔さん(理工3)、濱島亮輔さん(政経2)、小山大貴さん(政経3)

明大生と京王百貨店が共同開発した「就活向けパンプス」の受注会が7月8~10日にかけて駿河台、生田、中野の3キャンパスで開催された。

このパンプスは、昨年度、就職キャリアセンターが京王グループ4社(京王電鉄・京王百貨店・京王エージェンシー・リビタ)とともに「産学連携キャリア支援講座」を開講したことがきっかけで誕生したもの。学生グループの斬新な企画が取り入れられ、商品が百貨店で販売されるという成果を上げ、話題を呼んでいる。

講座開講から携わった下畑翔さん(理工3)は「就活経験をした女子学生約100人を集めてアンケートや試足会を行ったが、人集めに大変苦労した」とパンプスを履く女子の悩みを知るために四苦八苦した様子を語った。京王百貨店婦人革靴バイヤーの宮島邦治氏は「学生と共同開発したことは初めてで新鮮だった。消費者目線で普段気づかないアイデアもたくさん発見できた」と学生から多くの刺激を受けたという。
パンプスの価格は1万500円。歩きやすいクッション、抗菌・消臭や静音リフトなど機能を満載し、素材は牛革で14デザイン。4種類の中敷きを掛け合わせた56のパターンから自分用に合ったパンプスをカスタマイズすることができる。サイズは、21~26㎝の0.5㎝刻みの11サイズがそろう。受注後2カ月程度で引き渡しとなる。受注会に来ていた明大生は「就活用に買っていた靴は履きづらく、社会人になっても履きやすい靴が必要だと思った」とオーダーメイドシューズが出来上がるのを楽しみにしていた。

7月25日より一般向けに京王百貨店(新宿)婦人靴売り場で受注受付が始まり、9月12日より「京王のリクルートパンプス HARMONY DUET」として常設コーナーで販売される。今後の人気に期待したい。