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「明治大学アセアンセンター」タイで開所式

開所を祝す在タイ日本大使館の佐藤大使 留学中の明大生、シーナカリン大生もアセアンセンター開所の喜びを語った

明治大学は8月5日、本学第3の海外拠点となる「明治大学アセアンセンター」(タイ国バンコク市)の開設を記念し、開所式およびレセプションを同市内のシェラトン・グランデ・スクンビットホテルにて挙行した。日髙憲三理事長や福宮賢一学長ら本学関係者のほか、日本大使館関係者、タイをはじめとする東南アジア諸国の各大学関係者、現地の校友ら約100人が一堂に会し、「世界へ」の新たな一歩を盛大に祝した。
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開所式とレセプションは、勝悦子副学長(国際交流担当)の司会で進行。開所式の冒頭、日髙理事長があいさつに立ち、関係者への御礼やセンター設立の趣旨説明に続いて、「どの国にとっても、発展の礎は人であり教育。今後の取り組みを通じて、日本とアセアンとの間に環境を超えた友情を培うのが『アセアンセンター』の使命である」と語った。

来賓を代表して、在タイ日本国大使館の佐藤重和特命全権大使は「留学生の行き来が盛んになり、タイでも明治大学の存在感は大変大きくなっている。『アセアンセンター』が日本とタイ、日本とアセアンの連携をますます深める役割を担ってほしい。我々も、それをサポートしていく」と祝辞を述べた。

続いてのレセプションでは、福宮学長が「世界平和のため、『アセアンセンター』が“知の泉”として機能することを強く願っている」などとあいさつ。乾杯の後は、シーナカリン大の学生によるタイダンス、本学からの留学生とシーナカリンウィロート大の学生のコラボによる和太鼓の演奏などが舞台上で披露され、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。

なお開所式・レセプションに先立ち、「明治大学アセアンセンター」では同日、本学が協定を締結している東南アジア諸国のトップクラス8大学の代表者らと、福宮学長、勝副学長ら本学代表者による「コンソーシアム大学会議」も開催され、今後のさらなる連携強化に向け、積極的な意見交換が行われた。

また、開所式・レセプション後には、現地の校友組織「タイ王国紫紺会」主催の歓迎会もシェラトンホテルで行われ、熊木健次会長らタイで活躍する校友と日髙理事長、福宮学長ら本学関係者が親交を深めた。