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2013オープンキャンパス 過去最高5万9千人が来場

駿河台キャンパスも多くの人でにぎわった 中野キャンパスでは各研究室がブースを設置。高校生らは興味津々の様子で研究課題に目を向けた

明治大学は、受験生らに向けてキャンパスを開放し、大学生活の一端を体験してもらう「オープンキャンパス」を8月、駿河台・生田の両キャンパスを中心に開催。計6日間で、延べ約5万9千人の中高生やその保護者らが明治大学を訪れ、キャンパス周辺は多くの人でにぎわった。

今年のオープンキャンパスは、駿河台で4日間、生田で2日間開催されたほか、駿河台キャンパスの連動企画として中野キャンパス、和泉キャンパスでそれぞれ2日間、キャンパスを開放した。

今年新たにオープンした中野キャンパスでは、同キャンパスで学ぶ国際日本学部と総合数理学部が独自プログラムを企画。在学生による発表会や研究内容の展示、国際日本学部のハミルトン・ロバート特任准教授による「“入試を見据えた”実践的英語学習法のススメ」、総合数理学部(現象数理学科)の先端数理科学研究科大学院生による「錯覚コンテスト世界チャンピオンまでの道」などの講演も行われた。駿河台・生田の2キャンパスでは、学部別のガイダンスや模擬授業、大学の施設見学や現役明大生と直接交流するプログラムなどを実施。また、和泉キャンパスは例年より規模を縮小したものの、キャンパス見学ツアーや「大学と高校の学びの違い」に焦点をあてた講義などが行われた。各会場とも来場者は未来のキャンパスライフに思いを馳せ、目を輝かせながら各プログラムを体験していた。

埼玉県から参加した高校2年生の男子生徒は「午前中は駿河台、午後は中野をまわってきた。まだ志望する学部は決まっていないが、楽しそうな大学の雰囲気を見られて良かった」と満足げな表情。神奈川県から母親と一緒に訪れた高校3年生の女子生徒は「現役明大生による個別相談で、入試要項や学校生活、夏休みの過ごし方などを明大生から直接聞くことができた」と話し、インターネットや書籍などでは得られない“生きた情報”をたくさん得ることができた様子だった。