Go Forward

持続可能な奨学金制度のために、気軽に寄付を 岩田 穂香(2006年商学部卒業)

明大生として過ごした4年間を振り返ると、無駄なことは一つも無かったという思いでいっぱいです。中国や韓国からの留学生と同じ教室で学んだこと、ゼミで他大学の学生と討論会をしたこと、アルバイト、ボランティア、旅行、予備校で専門外の勉強をしたこと……。それら全てが血や肉となり自分を支えてくれていると感じます。

私は、大学在学中はある職業を目指していて、卒業と同時に就職はしませんでした。その後、別の道に進むために、現在勤めている会社に非正規雇用として働き始めました。明大卒として恥ずかしくない仕事をしなくては、と思っていたものです。

約3年後、正社員登用されました。正社員になり、精神的・経済的に余裕ができ、大学の広報紙で知っていた未来サポーター募金に寄付をしようと思いました。主に、奨学サポート資金に寄付をしています。奨学サポート資金を選んだ理由は、「経済的に困難な状況であっても、幅広い経験をして体力をつけて欲しい」と思ったからです。

寄付をする際には、時間も場所も選ばずに気軽に寄付をしたいと思いました。そこで、大学のホームページで申し込みをし、ATMで振り込みをするという方法を選びました。

この度、返還不要の給付型奨学金が新設され、大変嬉しく思います。安心して学生生活を過ごせるよう、今後も定期的に寄付をさせていただきたいと思っております。