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明治大学は9月19日、駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで「2013年度九月入学式」を執り行い、国際日本学部11人、大学院53人(理工学研究科2人、ガバナンス研究科34人、グローバル・ビジネス研究科17人)計64人を新たに明大生として受け入れた。

式典で福宮賢一学長は、新入生の入学を祝し、明大の創立者、建学の理念に触れながら、「皆さんに与えられた使命は、本学での勉学を通じて、次代を切り拓く力を身につけること。将来、社会で活躍する時に備え、目標を定め、未来の理想実現に到達するように、本学での学びの機会を積極的に活用し、大きく成長してほしい」と期待を込めた。

続いて祝辞に立った日髙憲三理事長は、明大ラグビー部の故北島忠治監督が好んで使った言葉「前へ」を紹介。「勇気を振り絞って困難に立ち向かう精神、何事にも挑戦する強い心。これが『前へ』の言葉に表される精神であり、明大のスピリット。皆さんが生涯の友と恩師に出会い、切磋琢磨しながら充実した日々を過ごすことを願っている」と述べた。式の最後には、校歌を紹介し、厳粛な雰囲気の中で式は終了した。

入学式を終えたキルギス出身のカミル・エディルウウルさん(ガバナンス研究科)は「日本の政治について深く学び、母国の発展に役立てたい。またスポーツが好きなので、明大の仲間とスポーツを通じた交流をしたい」とこれからの大学院生活について、目を輝かせながら話した。