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震災復興支援 ビデオ上映会や写真展など開催

風化させないためにできることは…。校友と在学生が意見を交わした

東日本大震災の復興支援活動をしている学生らは、アカデミーコモンで写真展やビデオ上映会、被災地の物品販売、学部間共通総合講座の活動報告などを行った。

岩手県大船渡市を中心に復興支援活動をしている阪井和男ゼミ(法学部)は、「震災から2年が経過し、震災や被災地への関心が薄れてきている中、他人事ではなく、もう一度自分事として震災や防災を考えてほしい」とビデオ上映会を実施。震災当日の大船渡市で、津波が街を襲い、家々が軒並み押し流される様子を30分にわたり上映し、来場者と同ゼミ生が一緒になって「東日本大震災とは」「風化させないために何ができるのか」について議論した。ゼミ長の大村公助さん(法3)は「人生経験豊富な校友の方とのディスカッションで、学生の視点とは違う多面的な支援の在り方を知ることができ、とても参考になった」と話していた。

この日は、そのほかにもビデオ上映会「知られざる被災地 福島県新地町」(情報コミュニケーション学部川島高峰ゼミ)や、学生による写真展「私たちの復興支援~学生だからできること」、東北の商品を販売する「被災地サポートマルシェ」(商学部水野勝之ゼミ・阪井ゼミ)、緊急時のセルフケア「『手当て』で癒しあう方法」(平山満紀文学部准教授)なども行われ、校友らに明大の取り組むさまざまな形の復興支援を伝えた。