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柳屋広報明治大学支局 学生団体メッセを開催

各団体のパネル前では熱心に活動を紹介する様子が見られた 参加団体の代表者らが登壇し、意気込みを語った

学生団体の存在、活動を広く社会に伝えたい-。商学部の小川智由ゼミと化粧品メーカーの柳屋本店が協働する柳屋広報明治大学支局は10月11~13日、学生団体の認知度向上を目指した「学生団体メッセ」を、千代田区神田淡路町のワテラスコモンホールで開催した。

柳屋広報明治大学支局は新しい広報戦略やコミュニケーション手法を研究、実践することを目的に昨年6月発足した産学連携プロジェクト組織で、今回は同支局が主催する初めてのイベントとして開催された。

初日の11日は、参加団体の代表や小川ゼミの学生らが一堂に会し、今回のイベントの主旨や研究テーマなどを発表。「情報の発信者がマスメディアから個人へと変わりつつあるSNS時代。自主的かつ積極的に国内外で活躍している学生団体という存在に焦点を当て、新しいコミュニケーションの形を研究、実証していく場としたい」(小川ゼミ・宮嶋愛加さん〈商4〉)などと意気込みを語った。この日は、横井勝彦商学部長や柳屋本店の外池榮一郎代表取締役社長らも来場し、学生らとともに同メッセをアピールした。
会場では、東日本大震災の復興支援活動や、国際ボランティア、ビジネスコンテストなどに取り組む27の学生団体の活動内容を3日間にわたりパネル展示。各 団体の代表者らがパネル前で来場者に活動内容を紹介し、活動の理念や状況をアピールしたほか、内閣官房参与の飯島勲氏やコミュニケーションクリエイターの 桑名涼子氏、本学情報コミュニケーション学部の牛尾奈緒美教授を招いた講演会や、「学生の将来」、「学生から見た東日本大震災」等をテーマにしたトークイ ベントなどを行った。

イベントに参加した学生団体「NAKANOTE」代表の牧田拓也さん(商3)は「社会的なメッセージを掲げていくつもの学生団体が活動しているが、具体的な活動内容はあまり知られていない。こうしたイベントを通じて、活動を積極的に発信していきたい」と話していた。