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JTB学生新事業提案コンテストで明大チームが初優勝

商学部ゼミナール協議会とJTBコーポレートセールスは共同で11月10日、早慶明の学生の企画運営による、「第3回学生新事業提案コンテスト Compass2013」を駿河台キャンパス・リバティホールで開催。各大学の予選を勝ち抜いた8チームが、「旅を基軸とした無限の可能性に挑戦!!」をテーマに「旅のチカラ」を利用した新ビジネスを提案。審査員および約400人の聴衆を前にプレゼンを行い、観光ガイドアプリとシェアバイクを連動させた新しい旅の形の事業提案を行った明大生チーム(小出陵太さん、小川千尋さん、小椋健斗さん、甲斐萌恵さん、姜陽泰さん、高根傑さん、いずれも商3)が優勝した。

半年に及ぶ努力が結実

商学部3年  小川 千尋さん

私たちは、学生の新規事業提案コンテストで、東京を訪れる全ての人へ向けたアプリ連動型シェアバイクを提案し、明大初の栄冠を手にすることができました。

参加のきっかけは、商学部の特別テーマ実践科目「サービス新事業開発の考え方とその手法を学ぶ」(担当=菊池一夫教授)という授業を受講したことです。5月から約半年間、事業案を練ってきましたが、当初はなかなか案も出ず、授業内の中間発表で提出した案も、講義にご協力いただいたJTBの講師の方からの現実的な講評を受けて白紙に戻りました。

そんな中、東京オリンピックの開催が決まり、私たちはこのチャンスを最大限に活かすべく、すでにJTBが持っている観光情報などのリソースを活用し、東京の日常に『旅』を与え、これまで気付かれなかった『おもてなし』や魅力を伝えるためのアプリと、シェアバイクを連動させたシステムを再考しました。

予選から本選までの約2カ月間は、メンバー全員がこの案にかける想いも強まり、時には揉めることもありましたが、個々の意見を真摯にぶつけ合うことでブラッシュアップを重ね、完成させることができました。

自分たちが真剣に取り組んだ結果が優勝という評価を得たことを心より嬉しく思っています。この経験は学生時代の思い出として、メンバーと一緒に胸を張って自慢できるものとなりました。