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首都圏父母会 就職懇談会を開催

内定者によるパネルディスカッション。「見守り、支えてくれた親の存在はありがたかった」

連合父母会の首都圏11地区父母会は10月27日、学部3年生の父母を対象とした就職懇談会を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催。文系・理系合わせて約1500人の父母が参加し、本学の就職活動への支援体制や企業の採用動向などについての説明に耳を傾けた。

この懇談会は、親世代とは様変わりした昨今の就職活動について、保護者に正確な情報を提供することで、親の不安を取り除き、親子のコミュニケーションを図るきっかけとなることが目的で、多くの父母会員ボランティアによる協力のもと開催された。

第1部は東京都多摩地区父母会の逆瀬川太郎会長の司会で進行。埼玉県西部地区父母会の加賀誠会長や、福宮賢一学長、就職キャリア支援センターの矢ヶ﨑淳子 副センター長(法学部教授)、就職キャリア支援部の福田敏行部長があいさつに立ち、「就職活動は受験と違って誰にでもあてはまる正解が無い。全力で学生を 支えていく」(福宮学長)、「企業の方からは『明治の学生は明るくてバイタリティがある』と言われる。自信を持って挑戦するようお子さんに伝えてほしい」 (矢ヶ﨑副センター長)と述べた。

続いて、「東洋経済HRオンライン」編集長の田宮寛之氏(1987年経営卒)が「就職活動と企業の採用動向について」と題して講演。親世代と子世代の違い や、就職が難化している原因についてデータを用いながら説明し、「就職活動中はアルバイトをする間もない。金銭的にも学生たちを支えてあげて」「たとえ知 らない会社でも、内定を採れたらまずは一緒に喜ぶことが大事」などとアドバイスした。

休憩を挟み行われた第2部は、文系学部はアカデミーホール、理工・農学部は2階会議室と3会場に分かれて行われ、学生の就職活動のスケジュールや手続き、 学内の支援行事などについて、就職キャリア支援事務室の職員が説明。続いて、2014年採用の内定学生(現4年生)によるパネルディスカッションが行われ、内定に至るまでの対策や心境、親との関係など生の声を語った。