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文部科学大臣政務官が来訪 本学の国際化に期待



明大アセアンセンターとネット中継して意見交換 現場を意欲的に視察した上野政務官(前列右)

上野通子文部科学大臣政務官が12月12日、駿河台キャンパスを訪れ、英語で行われている授業の視察や福宮賢一学長らとの懇談を行った。

上野政務官らは、日髙憲三理事長、飯田和人教務担当常勤理事らに出迎えられあいさつを受けると、勝悦子副学長(国際交流担当)の案内で学内を視察。12号館の情報教室ではテレビ会議システムを使い、昨年4月に開所したアセアンセンターとつないで、タイに留学中の明大生らと懇談した。続いて、グローバルフロントで行われているナオウミ,エヴィーリンJ.特任教授が担当する大学院の共通科目「学術英語コミュニケーション」の授業や国際交流ラウンジを視察した。その後、リバティタワー23階貴賓室で福宮学長、伊藤光副学長(総合政策担当)、竹本田持副学長(教務担当)、勝副学長らと懇談し、最後に、本学若手職員と予定時間を大幅に延長し熱心に意見を交わした。

福宮学長らは懇談で大学概要や、本学における大学改革の状況、グローバル化政策や大学運営とガバナンスなどについて説明。今後の課題として「グローバル化をますます推進するためにも国の政策的な支援、協力を要請したい」と述べると、上野政務官は「今回の視察を通じて、明大は国際化に向けて十分に前進していると感じた。今後も大いに期待している」と応じた。また「2020年に行われる東京オリンピックでは、都心に位置する大学である明大の学生にはスタッフとしても活躍してほしい。また、選手としての活躍にも大いに期待している」と語った。

上野政務官は、近くタイに訪問することにも言及し、その際に本学のアセアンセンターへの訪問も希望。本学の国際化への前向きな取り組みに理解を示した。