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世界の先端研究者と合同国際シンポを初開催

未来を現実に、日・独・米の先端研究者が一堂に

バイオリソース研究国際インスティテュート(MUIIBR: Meiji University International Institute for Bio-Resource Research、所長=長嶋比呂志農学部教授)は11月10日、ドイツおよび米国の3研究機関と合同で、「第1回 MUIIBR/LAFUGA/NSRRC/CCMTR 合同国際シンポジウム」を黒川農場で開催した。

2011年に本学の特別推進研究インスティテュートして設置されたMUIIBRは、クローンブタや遺伝子改変ブタをプラットフォームとするトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)を行う医農工連携拠点。整形外科・臓器移植(異種移植)・臓器再生・生殖医療などの分野における研究を革新的に発展させる成果を次々と発表している。

今回のシンポジウムでは、MUIIBRと同様に先端研究を行い、世界的に著名なドイツのルートヴィヒ・マクシミリアン大学分子動物育種・バイオテクノロ ジー研究所の機能遺伝子解析研究室(LAFUGA)、米国のミズーリ大学実験ブタ資源研究所(NSRRC)、ノースカロライナ州立大学比較医学・トランス レーショナルリサーチ研究所(CCMTR)の研究者が一堂に会して研究情報を交換、今後の共同研究について議論した。

さらに、東京大学医科学研究所の中内啓光教授を迎えた招待講演会では、世界をリードするブタを用いた臓器再生研究(本学との共同研究)で得られた成果を臨床応用することについて、白熱した議論を展開した。