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駿河台キャンパス 多くの留学生が参加 グローバルフロントで初の地震避難訓練

非常放送設備を使い、避難指示 参加者には乾パンなど非常食を配付

明治大学は12月13日、駿河台キャンパス・グローバルフロントで震度6弱の地震発生を想定した避難訓練を実施した。これは東日本大震災の教訓を踏まえて作成した「大地震発生時の避難マニュアル」に基づいた訓練で、大地震発生時の初動に重点を置き訓練を行った。

訓練は2限終了時刻の12時10分にスタート。地震発生を知らせる館内放送は、多くの外国人留学生が学ぶ学内に向けて英語と日本語でアナウンスされた。続いて避難指示放送がされると担当教員らの誘導により、非常階段から1階グローバルホールへ避難した。

訓練後、防火・防災管理委員会専門委員会委員の長尾憲治副教務部長(理工学部教授)から、訓練参加者への感謝が述べられ、今後も防災訓練を繰り返し行い、安全で安心なキャンパスづくりを推進していくとの決意が示された。

参加したインドネシアからの留学生ユディアンタルティ・サフイトウリさん(ガバ研M2)は「母国では火災訓練はあるが地震に対する避難訓練はなく人生で初めての経験だった。どういったことが地震で予測されるかなど、地震についてもっと知識を深めたい」、またスウェーデンからの留学生ヨハン・ゴートさん(商研M1)は「地震に関する知識はとても重要、避難訓練は留学生にとっても大切だと思う」と話していた。