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「大学スポーツ界にも温かいご支援を!」

サッカー女子日本代表監督 佐々木 則夫

新年明けまして、おめでとうございます。日ごろはサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)をご支援いただき、ありがとうございます。

さて、このたび2020年のオリンピックの開催地に東京が決定しました。これは、大学のスポーツ界においても大変喜ばしいことです。

私はサッカー部出身ではありますが、サッカー部だけでなく、他の部の活躍も気にしています。どの部も「明治」の名前を背負って他大学の学生と競い合っており、こうした学生の姿に、スポーツの枠を超えた「心意気」を感じるのです。

女子サッカーは、今でこそ多くの方に注目され、人気を得ていますが、数年前まではメジャー競技とは言えませんでした。選手たちは決して恵まれたとは言えない環境で30年余り活動してきましたが、こうした中でも、地域で地道に支援してくれた人がおり、その方々の支援のおかげで、各地域で選手やチームが生まれ、2011年にはワールドカップで優勝するまでに成長することができました。

明治大学の体育会の中でも、決してメジャー競技とは言えない部もあります。ですが、女子サッカーのように、地道にご支援をいただくことで、いつか大舞台で活躍する日が来るかもしれません。

明治大学では未来サポーター募金を募集しており、(1)奨学サポート、(2)国際化サポート、(3)研究サポート、(4)スポーツサポート、(5)キャンパス整備サポートの5つの資金の中から自由に寄付先を選ぶことができます。このうち、スポーツサポート資金では、寄付したい体育会の部を指定して、直接、支援することができます。

将来のオリンピック選手を我が明治大学から輩出できるよう、ぜひ、一人でも多くの方からのご支援をお願いしたいと思います。

大学スポーツの発展は、日本のスポーツ全体の発展につながると私は信じています。まずは、身近な母校の支援から始めてみませんか?

佐々木 則夫(ささき のりお)
1958年5月24日生まれ、山形県出身。1981年明治大学文学部卒業。
JFА公認S級コーチ/サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)監督。